世界最大のグリーン水素プロジェクトがSpaceXに燃料を供給!

米国を拠点とするスタートアップ企業であるグリーン・ハイドロジェン・インターナショナルは、テキサス州に世界最大規模のグリーン水素プロジェクトを建設する予定で、60ギガワットの太陽光発電と風力発電、そして岩塩坑貯蔵システムを用いて水素を生産する計画だ。

テキサス州南部デュバルに位置するこのプロジェクトは、年間250万トン以上のグレー水素を生産する予定で、これは世界のグレー水素生産量の3.5%に相当する。

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注目すべきは、その出力パイプラインの一つが、マスク氏のSpaceXプロジェクトの本拠地である米墨国境のコーパスクリスティとブラウンズビルに通じていることである。そして、このプロジェクトが進められている理由の一つは、水素と二酸化炭素を組み合わせてロケットに適したクリーンな燃料を作り出すことにある。そのため、SpaceXは従来石炭を燃料としていたロケットエンジンに代わる新しいエンジンを開発している。

同社はジェット燃料に加え、水素の他の用途についても検討しており、例えば、近隣のガス火力発電所に天然ガスの代替として水素を供給したり、アンモニアを合成して世界中に輸出したりすることなどが挙げられる。

再生可能エネルギー開発業者のブライアン・マックスウェル氏が2019年に設立したこの最初の2GWプロジェクトは、圧縮水素を貯蔵するための2つの岩塩空洞を備え、2026年に稼働開始予定だ。同社によれば、このドームには50以上の水素貯蔵空洞を収容でき、最大6TWhのエネルギー貯蔵が可能となる。

これまで発表された世界最大の単一ユニット型グリーン水素プロジェクトは、西オーストラリア州のウェスタン・グリーン・エナジー・ハブで、50GWの風力発電と太陽光発電によって稼働する。カザフスタンも45GWのグリーン水素プロジェクトを計画している。


投稿日時:2023年4月7日
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